大浴場「夕月・宵待」
2階にある脱衣室から1階の大浴場へ山の傾斜に沿って立つ三楽荘様特有の大浴場。
老朽化した既存木造階段を鉄筋コンクリート製の堅牢なものに造り変える。
解体中に出てきた、石積みの岩風呂の一部を生かし新たな浴槽を設けた。
階段を下る洞窟の中に入り込んでいくような期待感を出し、新旧が融合するよう既存石積壁面を丁寧に残す。